兵庫県三田市でホームページ製作をしているゴリラドットです。

SPFレコードの設定を見ていると「include:1lejend.com」が本来設定したいSPFレコードの後ろにしれっと追記されている記入例があります。

あんまり調べたりしないと特に違和感もなく「ふむふむ、この通りにコピペすればOKなのね」でこのinclude:1lejend.comまでSPFレコードに入れ込んでしまいがちですが、これ、いらないやつです。

 

今回はSPFレコードの記入例に出てくる「include:1lejend.com」について紹介したいと思います。

 

アスメルという会社のSPFレコード

この「include:1lejend.com」はアスメルというステップメールサービスを販売する会社のSPFレコード。

ん…?いきなり横文字多すぎてわけわからん…、となるのでサクッとキーワードの説明を。

 


ステップメールとは

ステップメールというのはメルマガの一種で、みんなに同じメールを一斉に送るんじゃなくて、会員登録した日付ごとに「第○回~」みたいな内容ばらばらのメールを送るやつの事、らしいです。ステップメールという単語は知らなかったけどそういうメルマガって結構ありますよね。登録した翌日からメール内で講座が始まる的な

 

アスメルとは

そのステップメールサービスを販売しているちょっとホームページのデザインが怪しめの会社。公式サイトのURLが問題の「1lejend.com」

 

SPFレコードとは

ここに書いた送信元からのメールはなりすましじゃないよーと宣言するためのDNSレコード。今回の設定をすると「1lejend.com」のメールサーバーから送ってるメールはなりすましじゃないからね!という設定になる


 

はい。こんな感じ。

つまりまとめると「include:1lejend.com」をSPFレコードの例文に入れ込んでるのは、全部このアスメルという所が書いたブログ記事であるという事。

そしてその意味するところは「アスメルからのメールはなりすましじゃないよー」という設定を普及させる目的がうかがえるかも…?という事。

 

本当に自社からなりすましでメールを送る気があったのかどうかはわかりませんし、そんな非効率なことをする必要があるとは思えませんが、どっちにしてもSPFレコードの記入例に自社の設定を何の説明もなくしれっと入れ込むのはアンフェアというかやり口がせこい気がします。

それなら「アスメル会員向け」とかそういう注釈をブログ記事に入れるなりするのがあるべきじゃないかなー、と。

 

まとめ

今回はSPFレコードの設定例で目にすることのある「include:1lejend.com」について紹介しました。

まとめるとこの記載は全く不要なもので、アスメルという会社の会員?のみ必要な設定。99%の人は必要ありません。参考にしてみてくださいね。