兵庫県三田市でホームページ製作をしているゴリラドットです。

このカテゴリでは実際に行ったホームページのカスタマイズ事例について紹介しています。

 

今回のカスタマイズ事例(というかこれはトラブル修正になりますが)、はワードプレスの管理画面がFatal Errorと表示されて操作不能になってしまった、というケース。

 


カスタマイズ料金(修理料金)

5,000円(税込)


 

原因

ワードプレスっていうのはホームページやブログを管理するためのソフトで、本格的なホームページやブログを自分で持つ場合に非常によく使われるソフトですよね。すごいカスタマイズが自由!プラグインでどんどんいろんな機能が追加できる!っていうのがウリであり、またそんな自由度モリモリだからこそワードプレスは人気があります。

今回、ワードプレスがFatal Errorで操作不能になってしまった原因もこのプラグインでした。

 

解決方法

同じ問題に直面した方のために解決方法を(ただこれとは別の原因でFatal Errorが出ている可能性もあるのでその点はご了承下さい)。

今回悪さをしていたのは「Backwpup」というワードプレスのバックアップを定期的に自動で作ってくれるプラグイン。かなり有名(たぶんバックアッププラグインでは1,2番目くらいにメジャーだと思います)ですし、「Backwpup」を使っている人も多いと思います。

 

ちなみに今回出ていたエラーはこんなのでした。


サイトに重大なエラーがありました。 詳細については、サイト管理者のメール受信ボックスを確認してください。

WordPress でのデバッグをさらに詳しく見る。

Fatal error: Uncaught InvalidArgumentException: Cannot locate the template /○○/wp-content/plugins/backwpup/views/notice/notice.php in template function. in /○○/wp-content/plugins/backwpup/inc/functions.php:27 Stack trace: #0 /○○/wp-content/plugins/backwpup/inc/Notice/NoticeView.php(47): backwpup_template(Object(Inpsyde\BackWPup\Notice\NoticeMessage), ‘/notice/notice….’) #1 /○○/wp-content/plugins/backwpup/inc/Notice/NoticeView.php(104): Inpsyde\BackWPup\Notice\NoticeView->notice(Object(Inpsyde\BackWPup\Notice\NoticeMessage), NULL, ‘notice-warning’) #2 /○○/wp-content/plugins/backwpup/inc/Notice/DropboxNotice.php(29): Inpsyde\BackWPup\Notice\NoticeView->__call(‘warning’, Array) #3 /○○/wp-content/plugins/backwpup/inc/Notice/Notice.php(112): Inpsyde\BackWPup\Notice\DropboxNotice->render(Object(Inpsyde\BackWPup\Notice\NoticeMessage)) #4 /○○/wp-content/plugins/backwpup/inc/functions.php on line 27


 

まず最初に、なんですがこのエラーはbackwpupで作成したバックアップファイルをドロップボックスなど外部のクラウドサービスに保存するように設定してると発生します。

もっとかみ砕くとドロップボックスなどの認証が何かの拍子?初期設定から時間が経ち過ぎたせい?で解除されてしまったせいで、backwpupが「ドロップボックスにログインできないよー!」と怒ってるのが今回、操作不能にまでなってしまったFatal Errorの原因。

なので、ワードプレスのリカバリモード(エラーが起こるとワードプレスから設定してあるメルアドにリカバリモードのログインページリンクが届くのでそこから入る)でbackwpupをとりあえず無効にすれば一件落着です。

 

自分で調べるときのコツ

という事でリカバリーモードでプラグインを停止する!っていうのがとりあえずの解決方法。

あとはbackwpupを削除して入れなおしてもいいし、そもそも認証情報が切れただけでFatal Errorになっちゃうのはbackwpupにも問題があるので、もういっそ別のプラグインに変更してもいいと思います。

 

はい。

んじゃここからはこういったトラブルが出たときの治し方のコツ、みたいなのを少しだけ。

 

エラーをよく読もう!

上に今回表示されてたエラーを載せてみましたが、やっぱり英語が多くてめっちゃ面食らってしまいますよね。

でもよーく落ち着いて見てみるとエラー分の中にbackwpupという文字がたくさん含まれてることがわかりますよね。さらにさらに、恐る恐るでもいいので英語のエラーを目で追いかけて見ると「dropbox」という単語も出てきているのが分かると思います。

という事でここらへんでなんとなーく「ふむふむ、backwpupプラグインが原因っぽいな、そしてどうやらdropbox周りでエラーが出てるんだなー」というあたりを付けます。

 

後はリカバリーモードでとりあえずbackwpupを停止してみるもよし、「dropboxの認証が~」とエラーではわざわざ該当するソースコードの名前と行数(一番最後の「backwpup/inc/functions.php on line 27」の所です。functions.phpの27行目がダメだよ!といってます)を表示してくれてるので、そこを見てみるのもよし、です。

 

まとめ

ホームページのカスタマイズ事例、…今回はトラブル解決事例でしたが、ワードプレスでbackwpupの出すFatal Errorが原因で管理画面が操作不能になってしまう事例を紹介しました。

上の方法で自力でも解決できると思いますし、もし自信がなかったり、サイトを壊しちゃったらどうしよう…と思われる方は5,000円でお受けしておりますので任せていただいても結構です。

参考にしてみてくださいね。