パソコンを起動したときに黒い画面(画面の1/4くらいのサイズ)が一瞬、何個かパパパパっと表示されてすぐに消えていく。画面の名前の所にはなにやら「~~exe」とか書いてる。なんかコワいですよね。それこそウィルスじゃないかと疑ってしまいます。とにかく正体がわからないものがすぐ消えるのが怖すぎるんですよね。

今回はこのパソコン起動時に一瞬表示される小さな黒い画面の正体について紹介したいと思います。

 

ほとんどの場合は安心

まずはほぼほぼほとんどの場合、これはウィルスじゃないというコト。安心してくださいね。

逆にこういう部分で気づかれるようなウィルスっていうのはお粗末に感じちゃいますよね(中にはそういうお粗末なウィルスもあるのかもしれませんが)。なのでとりあえずこの黒い画面が一瞬表示されたからといってウィルスだ!と思わなくて大丈夫です。

 

んじゃこの黒い小さな画面の正体は何なの?という話なんですが、パソコンは起動時に自動的にいろんなソフト、アプリを起動しているんですね。

この黒い画面の正体はズバリパソコンが勝手に起動しているアプリの起動画面、なんです。

ウィルス対策ソフトやメールソフト、それからユーザーからは直接見えないようなパソコンの中で動いてるソフトなんかが自動で起動されてて、これらを起動するときに「cmd.exe」というこの黒い画面が一瞬表示されることがあるんです。

なので基本的にこの黒い画面が見えてもなにも心配ありません。確かにそういうのはもっと目に見えないところでやってよ!なんかウィルスと思っちゃうじゃん!と思わずにいられませんが、パソコンって細かいところに手が届いてないですよね。詰めが甘いというか。

 


起動時に出てくる黒い画面の正体

パソコンが勝手に起動しているアプリの起動画面なので表示されるのが普通


 

毎回じゃなく時々出てくるのは?

ん?この黒い画面の正体は分かったし、出てくるのが普通なのもわかったけどなんで毎回出てこないの?出てくるときと出てこない時があるんだけど?というのも疑問ですよね。

これはパソコンの起動の速度とか、そのいろいろあるアプリの起動の速度、それからパソコンにあなたがパスワードを入力する速度なんかが影響してきてます。

パソコン起動後にものすごくはやくパスワードを入力して、すぐにデスクトップ画面を表示。そして逆にパソコンの方は何かしら更新などがあってなかなかアプリたちを起動できないでいると、その時初めて黒い画面が見切れてしまう、という感じ。

ようはパソコン側も必死でこの黒い小さな画面を隠そうとしてはいるんですが、タイミング悪く見切れちゃう場合がある、んでそうなるとウィルスを疑っちゃう、というコトだったんですね。

 

まとめ

パソコン起動時に出てくる黒い小さな画面、何個もパパパパッとでてきては一瞬で消えていくこやつらの正体を紹介しました。

ウィルスである可能性はほぼないので気にしなくて大丈夫なのと、タイミングによって出て来たり出てこなかったりするもんだ、というのだけ押さえておいていただければと思います。それでは。