兵庫県三田市でホームページ製作をしているゴリラドットです。

パソコンを使っていると急に右下に黒色だったり赤色だったりと、不安を煽るような色合いで「お使いのコンピューターがウィルスやマルウェアに感染しやすい可能性があります」とか出てくることがあります。

すごい不安になってしまいますが、まずは落ち着いてください。これはニセ警告。ただの広告。McAfeeという本当にあるウィルス対策ソフトに成りすました悪質な広告なんです。

 

ここではパソコンに突然表示されるMcAfeeからのウィルス警告について、本物かどうかの見分け方、それからニセ広告をこれから非表示にする方法を合わせて紹介しますね。

 

McAfeeニセ警告の見分け方

ニセ警告!と言われてもホンモノのMcAfeeの警告を見たことがないし、どれが本物でどれが偽物なのか見分けがつかないですよね。だから不安になっちゃうというか。

そうして不安にさせてなにか不要なソフトをパソコンに入れさせたり、あわよくばお金をむしり取ろうとしているのがこのニセ警告の目的なわけです。

(※ちなみにこれ自体はウィルスじゃないのでご安心を。ただの広告です。)

 

という事でまずMcAfeeをうたった悪質なニセ警告の見分け方から。箇条書きで「これが一個でもあればニセ警告」ていうのをまとめました。

 

  1. その警告内に「こちらのコールセンターに電話を」みたいな電話番号が書かれている
  2. 「今すぐこちらをクリック」などのボタンが付いている
  3. 「このソフトをダウンロード」のような新しくソフトを入れるような案内がある
  4. 警告のどこか目立たない場所に「Chrome」とか「Edge」という文字が入っている

 

この4つのどれか一つでも当てはまったらそれは100%ニセ警告。

本当にMcAfeeからの警告ならパソコンにMcAfeeという超優秀なウィルス駆除ソフトが入っているので、電話かけさせたり、なにかクリックさせたり、McAfeeじゃないソフトをパソコンに入れさせたり…、そんなことは起るはずがないんです。

というかウィルスが見つかった時点でMcAfeeが駆除してくれてるので、McAfeeから本当の警告があったにしても「これこれこういうウィルスが見つかったので駆除or隔離しました」とでてくるだけなんです。

 

あと④番目のチェックポイントも確実。

「Chrome」とか「Edge」っていうのはネットを見るときのアプリの名前なんですが、McAfeeとは何の関係もありません。

なんでこの悪質なニセ警告に「Chrome」とか「Edge」とかっていう文字が入ってるのかというと、「Chrome」とか「Edge」がこの警告を表示してるからです。

(「Chrome」とか「Edge」は悪者ではなくて、厳密には悪質な業者が「Chrome」とか「Edge」を介してこのニセ警告を表示してる状態です)

 

ニセ警告の消し方

という事で金輪際このニセ警告を表示させないようにきれいさっぱり設定しちゃいましょう。

方法はちょっと長くなったのでこちらにまとめましたので、合わせて参考にしてみてくださいね。

 

あと、ほかにもこんなニセ警告の種類があるっていうのを知っておくとこれから不安にならずにパソコンを使えるかも。こっちも参考にしてみてくださいね。

参考:ほかにもあるニセ警告の見本たち(リンク先の真ん中らへんに画像が載っています)

 

 

まとめ

今回はMcAfeeから突然来た「お使いのコンピューターがウィルスやマルウェアに感染しやすい可能性があります」という警告の正体や消し方を紹介しました。

まとめるとこれはMcAfeeを装った悪質なニセ警告。不安にさせていらないものをパソコンに入れようとしてるんです。ウィルスじゃなくてただの広告。消し方ももちろんあるのでサクッと消しちゃうのが吉!という感じ。

参考にしてみてくださいね。