よっとテクニカルというかマニアックな話になるのですが、パソコンが遅い時なんかにその原因を見るためにタスクマネージャーというものを見ることがあります。

タスクマネージャーにはパソコンが今何の処理を頑張ってるのかが見れる画面で、この中の「プロセス」蘭に「メモリ」という項目があります。

どのアプリがどれだけメモリを使ってるのかが見れるんですが、よーく見るとこのメモリ使用量の合計値と実際のパソコンのスペック上のメモリ容量が合わないんですよね。

実際のパソコンは8GBメモリ詰んでるハズなのに、タスクマネージャーでは多く見積もっても3GBしか使ってない。なのに使用率は80%超えてる…なんで?という感じ。

 

ここではタスクマネージャーのメモリ使用率と実際のメモリ容量がなぜ合わないのかを紹介したいと思います。

 

合わないのが普通

とりあえず前提なのですが、パソコンの実際のメモリ容量とタスクマネージャーのメモリ使用率は合わなくて当たり前、なんです。なので数値が合ってないからといってパソコンが壊れて一部のメモリが機能してないんじゃないか、とかそういう心配は無用です。安心してくださいね。

 

んじゃなんで合ってないのかというと、このタスクマネージャーに表示されないプロセスというのが存在するからなんです。

なーんだそうだったのね、という感じですよね。

 

実際のメモリ使用量はリソースモニタで確認できる

タスクマネージャーのプロセス蘭のメモリ欄には表示されないプロセスがあるので実際のメモリ容量と食い違う、というのは分かったとして、んじゃ本当のメモリ使用量を見る方法はないの?と疑問に思いますよね。

 

実はあるんです。

今みてるタスクマネージャーの「プロセス」の右側にある「パフォーマンス」をクリック。そして下の方にある「リソースモニターを開く」をクリックしてみてください。

 

んじゃまたタスクマネージャーっぽい画面が出てきて、その「メモリ」の欄には、ハードフォールトやらコミット、ワーキングセットなんていうよくわからない項目と数字がズラズラと並んでます。

ぼくもここまでくるとくわしくないんですが、コミットという部分の数字が実際のメモリ使用量の値らしいので、この値を見てみてください。

どうですか?タスクマネージャーでは表示されていなかった隠れプロセスも表示されてるので、なんとなく計算していくとちゃんとメモリ使用率にあうと思います。

 

まとめ

今回はパソコンのタスクマネージャーで表示されているメモリ使用率と実際のパソコンのスペックでのメモリ容量が違う原因を紹介しました。

まとめるとタスクマネージャーでは表示されてないプロセスがあるためメモリ容量に違いが出てきちゃうというコトでした。リソースモニターを使えばこういったタスクマネージャーでは表示されていないプロセスも表示されるので数値も合うようになります。

参考にしてみてくださいね。