【解決済】ローカルセキュリティーポリシーがない
兵庫県三田市でホームページ製作をしているゴリラドットです。
パソコンでフォルダにパスワードを設定して他の人に見られないようにしたい、そういう時に便利なwindowsの機能が「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」という機能。
これを有効にするとそのフォルダ内のファイルを見たり編集するにはそれを設定したユーザーでないとできないようになります。パスワードを設定するわけじゃないですが、いちいちパスワードを入力しなくていいの便利ですよね。
ただパソコンによってはこの「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」がグレーで表示されていてクリックできないようになっています。
ここではパソコンで「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」がグレーになっていて押せない時の対処法を紹介したいと思います。
Homeエディションだとグレーになる
実は「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」の機能はwindowsのエディションによって有効にできるかできないかが決まるんです。
そしてたぶん家庭用に一番多く販売されているHomeエディションと呼ばれるwindowsの場合、「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」を有効にできないんです。
なので職場のパソコンでは「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」がグレーじゃないけど、家のパソコンだと「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」がグレーで押せない、というケースが多いんじゃないかと思います。
こうなるともうそのパソコンでは「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」機能はどうがんばっても使えないので、他の方法でフォルダにパスワードをかける必要があります。
- 無料アプリ「アタッシェケース」を使う
- そもそもパソコンにファイルを保存しない
2つあるので順にみていきますね。
①無料アプリ「アタッシェケース」を使う
パソコン向けの無料アプリに「アタッシェケース」というアプリがあります。
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/atasshecase/
これを使えばフォルダにパスワードをかけることができます。
たぶんHomeエディションのパソコンを使っている人の多くがこのアタッシェケースを使っていると思います。
②そもそもパソコンにファイルを保存しない
あとたぶんHomeエディションのパソコンでファイルを誰かに見られたくない、っていうのは主に家族に見られたくない、っていう事だと思います。おうちに家族共有のパソコンがあってそこに保存してあるファイルを見られないようにしたい!みたいなケース。
これはもうそもそもパソコンにファイルを保存しない、というのが一番シンプルでいいと思います。
例えばUSBメモリを買ってきてその中にファイルを保存するようにしたり。
USBメモリを買うのが億劫なのであれば、ドロップボックスのようなクラウドストレージに保存、そして毎回ドロップボックスからログアウトするようにすればそのファイルをほかの人が見るにはドロップボックスのログインパスワードが必要になるので疑似的にフォルダにパスワードをかけてるのと同じ状態にできます。
(※ドロップボックスに保存する場合はデスクトップアプリのドロップボックスをインストールしちゃダメ!ブラウザからのみドロップボックスにログインして使うようにしてくださいね!じゃないと普通に他の人も見れちゃいます。…ちょっとめんどうなのでやっぱりUSBメモリを買うのがいいと思います。500円くらいですし。)
まとめ
今回はパソコンで「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」がグレーになっていて押せない場合の対処方法を紹介しました。
まとめるとそもそもHomeエディションのパソコンは「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」機能を使えないのでどうがんばってもグレーのままという感じ。
アタッシェケースのような無料アプリを使ってフォルダにパスワードを設定するか、そもそもUSBメモリに保存するようにしてパソコン内にデータを置かないようにしたり、別の方法で対処する必要があります。
参考にしてみてくださいね。