【解決済】ローカルセキュリティーポリシーがない
アウトルック(outlook2016)でメールのバックアップを作成したい!pstファイルをコピペしとけばいいの?という方、そのやり方はやめた方がいいです。
アウトルックはoutlook2016からpstファイルではなくostファイルというのを作成するようになっていて、このostファイルは名前が紛らわしいですがメールがインポートできない(つまりバックアップになってない)んです。
なのでここでは、pstファイルをコピペするのではなく、正規の方法でアウトルックのメールバックアップを取る方法を紹介したい。
アウトルックバックアップ方法
- 「ファイル」→「インポート/エクスポート」
- 「ファイルにエクスポート」
- 「Outlook データ ファイル(.pst)」
- 一番上のメールアドレス部分をクリック
- 「サブフォルダーも含む」にチェック(④⑤の手順でそのメルアドのメール全部バックアップできます)
- 「次へ」クリック
- 「参照」を押して「backup.pst」とかわかりやすい名前に変更
- 「完了」クリック
- パスワードを設定するか聞いてくるのでぜんぶ空白のまま「OK」
完了!
ちょっと長いですがこの手順でpstファイルを作成しましょう。こっちの方が確実です。
④番以降がキモ。
④番でどのフォルダのバックアップ取る?と聞いてくるんで一番大元のメールアドレス部分をクリック。んで⑤番の「サブフォルダーも含む」のチェックを入れればそのメルアド全体のバックアップができます。
⑨番でpstファイルを開く際に入力が必要になるパスワードを設定するかい?と聞いてきます。何も入力せずに空白のまま「OK」を押すとパスワード無しでpstファイルが作れます。
パスワード設定してもいいんですが、いざバックアップから復元するときにパスワード忘れちゃってたら元も子もないのでパスワードは設定しないのがおすすめ。
outlook2016からのpst、ostについて
Outlook 2013 以前のバージョンでは、IMAP アカウントでも Outlook データ ファイル (.pst) が使用されています。 Outlook 2016 と Outlook for Microsoft 365IMAP アカウントでは、オフライン Outlook データ ファイル (.ost) が使用されます。
上のは抜粋で、本文はマイクロソフト公式のこの文章。(outlook-データ-ファイル-pst-および-ost-の概要)
outlook2013まではPOP形式IMAP形式ともにpstファイルを作ってたのでそのままコピペでバックアップで来てたんですが、2016からはIMAPの場合にostを作るように変わりました。
そして最近ではpop形式の受信は非推奨になりつつあり、IMAPでの設定が多い。…てことは、そう、アウトルックのバックアップをこれまで通りやってると知らぬうちにpstじゃなくてostファイルをコピペして保存。そして満凱一の時にメールが復元できない!という困った状態になります。
(ただIMAPの場合はそもそもメール本文のバックアップを取らなくてもメールサーバーに全メールが残っているんでそもそもアウトルックのバックアップをしなくてもいい、とも言えますが)
アウトルックバックアップ方法まとめ
アウトルックの安全なバックアップ方法を紹介しました。
古いブログとかではpstファイルをそのままコピペして置いておけばバックアップできるよ!メール復元できるよ!て書いてありますがoutlook2016からはそもそもpstファイルじゃなくてostファイルっていう紛らわしいやつを作ることが増えるんで、このやり方だと万が一の時にインポートできません。
ちゃーんと「ファイルにエクスポート」からpstファイルを作ってバックアップしてくださいね。