【解決済】ローカルセキュリティーポリシーがない
兵庫県三田市でホームページ製作をしているゴリラドットです。
結構前に作ったメモ帳の文章。久しぶりに読もうとwindows10で開いてみるとものすごい文字化け(中国語みたいだし半角のカタカナも交じってて不気味ですよね)しててとても読めたものじゃない…、というコトが時々起こります。
長く開いてないうちにメモ帳のデータが壊れてしまったのかな、もう読めないのかな、とがっかりしてしまいますが安心してくださいね。これはメモ帳のデータが壊れたわけではなく設定が異なるため日本語として表示できてないだけなんです。さくっと設定を変えれば当時の文章を読めるようになります。
ここでは、パソコンで昔作成したメモ帳ファイルが文字化けして読めない場合の解決方法を紹介しますね。
文字化けの治し方
さっそく治し方から。手順はこちら
- 画面左下の「ここに入力して検索」に「memo」と入力し、候補に出てきたメモ帳アプリをクリック
- メモ帳画面が新しく表示されるので左上の「ファイル」→「開く」の順にクリック
- メモ帳ファイルの選択画面が出てくるので文字化けしているメモ帳ファイルを選択
- その下にある「文字コード【自動検出】」でクリックして「UTF-8」を選んで「開く」クリック
- 完了!
これで昔に作ったメモ帳の文章が文字化け無しで読めるようになった…ハズ。
あれ?まだ全然文字化け治ってないんだけど…、という場合は上の手順④で「UTF-8」を選んでいた部分で「ANSI」を選んでみてください。
これで今度は文字化けせずにメモ帳の文章が読めるようになったはずです。
文字化けの原因は?
ここからは興味のある方だけ読んでみてくださいね。
今回なぜメモ帳が文字化けしちゃったのかというと、文字コードというのが変わったため、なんです。
メモ帳アプリってパソコンに昔からずーっと入ってて、見た目もほぼ変わらずおんなじ感じなんですが、中で使ってる文字コードを最近になってガラッと変えたんです。
昔はANSI(shift-jis)という文字コードでメモ帳は動いてたんですが、最近になって「UTF-8」という文字コードに変わった、と。
さんざん連呼してしまってる文字コードについてサクッと。
文字コードっていうのは、パソコンが0と1しか扱えない、という話に関わってきます。
例えば「あ」という文字を表すのに「000001」という順番が表れたら「あ」にしよう!とかっていう風にパソコンは決めてるんですね。なのでメモ帳ファイルの中身もこんな風に0と1がものすごいたくさん並んだ中身になってるんです。
そして「あ」を表す0と1の組み合わせにいくつかレパートリーがある、それが文字コードというもの。例えばANSI(Shift-jis)という文字コードだと「000001」で「あ」なところ、UTF-8という文字コードだと「1110111」で「あ」を表すよ!みたいな感じ。
なので文字コードの判定を間違えると冒頭のように中国語みたいなものすごい文字化けを起こしちゃう。
本当は文字コード1個に統一しておけば文字化けなんてこともなかったんですが、こういうのってなんでも規格争い(VHSじゃないですが)が必ずあるもんで種類が増えてくんですよね。使いづらいだけなのに。
ANSIとShift-jisについて
ANSIとShift-jisの違いというか、同じものなの?についてサクッと。
ANSIとShift-jisは同じものです。ANSIは国際的に使われる言葉で、Shift-jisは日本国内での呼び名、だと思えばOK。
まとめ
昔書いたメモ帳のファイルがwindows10だと文字化けして読めない場合の治し方を紹介しました。
メモ帳ファイルが壊れてしまったのかと不安になりますが、そうではなくメモ帳が内部的に使ってる文字コードと呼ばれるものが最近ガラッと変わってしまったが原因。
メモ帳を開く際に文字コードをこちらで指定して(UTF-8かANSI)あげればまた元通り読めるようになります。参考にしてみてくださいね。