【解決済】ローカルセキュリティーポリシーがない
パソコンを使っていてびっくりするのが「ごみ箱が壊れています。このドライブのごみ箱を空にしますか?」という表示。
いや、ごみ箱って壊れるものなの?普通のおうちにあるごみ箱で足で踏んで開け閉めするやつで、中のワイヤーが切れたとかで足で踏んで開かなくなるとかはわかるけど、パソコンの中にあるゴミ箱が壊れるって…。謎ですよね。
それにとりあえず壊れた、っていうんだから壊れたとして。治し方も書いといてほしいですし
という事で今回はパソコンに表示された「ごみ箱が壊れています」の治し方を紹介しますね。
治し方
まずはその壊れてるらしい「ゴミ箱」を右クリック。ちっちゃなメニューが出てくるのでその中の「ごみ箱を空にする」をクリックしてください。「これらのすべての項目を完全に削除しますか?」みたいにきいてくるので「はい」をクリック。
とりあえずこれでゴミ箱の中身をなくします。
ここからちょっと複雑になります。手順はこちら。
- 画面下のエクスプローラー(フォルダやバインダーみたいなアイコンのやつ、黄色と青の)をクリック
- 新しく画面が出てくるので左側から「OS(C:)」でクリック
- 画面上に視線を移して「表示」でクリック
- 右上の「オプション」でクリック
- またまた新しく画面が出てくるので上の方の「表示」でクリック
- 画面中くらいに「詳細設定」の項目があるので、その中にある、
- 上の方にある「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にチェック
- 一番下の方にある「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外す
- 下にある「OK」をクリック
- 上記設定で普段は見れないファイルが見れるようになっているので「$Recycle.Bin」という名前のフォルダを探す
- 見つかったら「$Recycle.Bin」の上で右クリック、出てきたメニューの中かから「名前の変更」をクリックして名前を「$Recycle123.Bin」でもなんでもいいので変更する(「このフォルダーの名前を変更するには管理者のアクセス許可を~」と出てきたら「続行」をクリック)
- 名前を変更した「$Recycle123.Bin」をShiftキーを押しながら削除
- 手順⑥で行った二つのチェックをもとに戻す(「隠しファイル~」はチェックを外し、「保護された~」はチェックをつけてOKを押す)
- 完了!
これで壊れたごみ箱がなくなって新しく正常なゴミ箱が作られて無事解決です。
…といわれてもどんな作業だったのか気になる方もいると思うので、下にさくっとまとめました。
どんな作業をしていたの?
さて、ゴミ箱を新品と取り換えるためにしてた作業をざっくりと。
まずパソコンのごみ箱はホントは「$Recycle.Bin」という名前なんです。そう上で名前を変更して削除したやつ。
ごみ箱「$Recycle.Bin」を削除して出し丈夫なの?と思ってしまいますが、パソコンは頭がよくて「$Recycle.Bin」が見当たらないな~、というのに気づくと自分で新しく「$Recycle.Bin」を作ってくれるんです。なので何もせずに新しいまっさらなゴミ箱が作られる、という事になります。
ただ「$Recycle.Bin」は普通だと見えないようにされてるので、途中の手順⑥で隠されてるフォルダの表示と、こういうパソコン自体が使ってるフォルダの表示をするようにチェック2つつけたり外したりしてます。
名前を変えてから削除しているのは「$Recycle.Bin」というのはパソコンからすると大事なものなので、そのままだと削除できないのでいったん名前を変えています。
Shiftキーを押しながら削除。これはゴミ箱に入れずにいきなり完全に削除するためのやり方です。Shift押しながらどんなファイルでもいいので削除するとそれはゴミ箱に入らずにすぐに完全削除されます。今回、ゴミ箱の名前を変えたこのタイミングで、一瞬ですがパソコン内にゴミ箱がない状態になっちゃうので、ゴミ箱に送らない削除をする必要があるんです。
手順⑪で元に戻しているのはごみ箱とか隠しファイルとかがずっと見えたままだと何かの拍子に消しちゃったりすると大変なので元の設定に戻してます。
まとめ
今回はパソコンで「ごみ箱が壊れています」と表示されちゃったときの治し方を紹介しました。
治し方としては壊れちゃったゴミ箱「$Recycle.Bin」をいったん削除。するとごみ箱がない事に気づいたパソコンが自動で新しいゴミ箱を作ってくれる、という感じ。
参考にしてみてくださいね。