【解決済】ローカルセキュリティーポリシーがない
兵庫県三田市でホームページ製作をしているゴリラドットです。
パソコンのメールソフトでOutlook(アウトルック)を使っていると時々こんなエラーメッセージが出てきます。
Outlookデータファイル(.ost)の古いコピーが使用されています。 Outlookを終了しファイルを削除してOutlookを再起動して下さい。 次回送受信を開始したときに新しいファイルが自動的に作成されます。
何を言ってるのかわからないですよね。
というかなら自動で消してほしいというか。後そのostファイルの場所を教えてほしい。ものすごい不親切…。ていうかそのostファイルを削除したらメール消えたりしないの?と疑問でもあります。
という事で今回はパソコンのOutlook(アウトルック)でostファイルが古いから削除して再起動してくれ!と言われたときの治し方、ostファイルの場所、そもそもostファイルって削除しても大丈夫なのかなどをわかりやすく紹介しますね。
ostファイルは消しても大丈夫
まず一番気にされているであろうostファイルを削除するとメールが消えたりアウトルックが以前と違う状態になっちゃうのかどうかという点。
これはまったく気にしなくてOK。ostファイルを削除してもメールは消えないですし、アウトルックがおかしくなることもないです。
ちなみに似たような名前でpstファイルっていうのもあるんですがこっちは消しちゃうとメールが消えるんで注意です(参考:OSTとPSTについて)。
ざくっとostなら削除してもメールが消えない理由を書くと、今回エラーが出てるメルアドてたぶんgmailとかyahooとかoutlookアカウントのメールだと思うんです。
こういうメルアドって実はメールの本体が受信したのも送信したのもぜんぶgmailだったらグーグルに、yahooだったらヤフーにそのまんま保存されているんです。
ostファイルにもそのコピーが入ってるんですが、あくまでコピーなのでまたグーグルやヤフーからいくらでも本体のメールを取り出せちゃうってこと。
反対にpstファイルの場合はプロバイダからもらったメルアドとかになります。メルアドの末尾が「@biglobe.co.jp」とかそういうやつです。
こちらはグーグルとかヤフーみたいにメール本体を保存してくれる会社がいないんでパソコン本体に入っているメールが消えちゃうと本当にメールが消えちゃうんです。
ちなみにアウトルックが自動で判断して「このメルアドだったらメール本体が別の場所に残ってるからostでいいよなー、こっちのメルアドは本体が残らないタイプだからpstじゃないといけないなー」と賢く判断しています。
ostファイルの場所
ostファイルを削除しても大丈夫なことが分かったんで、んじゃ安心してostファイルを削除していきましょう。
手順はこちら
- アウトルックを起動する
- 上で書いた「Outlookデータファイル(.ost)の古いコピーが~」のエラーが出ると思うんでとりあえずエラーを閉じる
- 操作ができるようになったら画面左上の「ファイル」をクリック
- 画面が変わるので真ん中にある「アカウント設定」でクリック
- またまた画面が変わるので「データファイル」でクリックし、次に「ファイルの場所を開く」でクリック
- すると新しく画面が出てくるのでそこに並んでる末尾が「.ost」になってるファイルを削除すればOK!
- 作業完了!
はい!
これでアウトルックのostファイルを削除できました。
後はエラーメッセージに表示されていたようにいったんアウトルックを終了してもう一度起動しなおせば、もうエラーが出てくることはなくなります。お疲れさまでした。
まとめ
今回はアウトルックを使っていて「Outlookデータファイル(.ost)の古いコピーが~」というエラーメッセージが出た際の治し方、それからostファイルを削除して大丈夫なのかについて紹介しました。
まとめるとostファイルを削除してもメールが消えるわけじゃないので全然削除してOKで場所はアウトルックの「アカウント設定」から「データファイル」の欄を見ればわかる、という感じ。
参考にしてみてくださいね。