兵庫県三田市でホームページ製作をしているゴリラドットです。

パソコンの中にはシャットダウン状態からでもキーボードのキーを押すだけで電源オンできる特別な機種があります。ぼくの知っている中だとASUS製パソコンとかがそうです。

 

でも時々このキーボードから電源オンが効かない時があるんですよね。それが「更新してシャットダウン」した直後の電源オン。何が違うの?と不思議ですよね。

 

今回は主にASUS製パソコンのようにシャットダウン状態からキーボードで電源オンできるパソコンでも、なぜか更新してシャットダウンの後だと電源がつかない原因を紹介したいと思います。

 

高速スタートアップが理由

ざっくりいうと更新してシャットダウンの場合、高速スタートアップ機能が無効になってシャットダウン(つまり完全シャットダウン)になるので、普通のシャットダウンの時と挙動に違いが出るんです。

つまり

  • 高速スタートアップが有効:キーボードで電源オンできる!
  • 高速スタートアップが無効:キーボードで電源オンできない…

 

という事。

 

高速スタートアップって何?

windows10のパソコンには高速スタートアップという電源オン後すぐに操作できるようにする仕組みが入っているんです。高速スタートアップ機能のおかげで電源オンして10分しないと操作できない…、みたいな昔ながらのパソコンの遅さっていうのはだいぶ解消されているんです。

参考:高速スタートアップについて

 

そして上の参考記事でも触れてますが高速スタートアップではパソコンの周りのハードウェア(キーボードとか)を完全にシャットダウンせず設定を保持し続けているんです。

だからシャットダウン状態でもパソコンが「あっ、今キーボード触られた!」っていうのが分かるんです。通常、シャットダウンしてまったく電気が通ってない状態ならパソコンが気絶してるのと同じ。いくらキーボードを押しても気づきようがないんです。

 

更新してシャットダウンの場合は完全シャットダウンといって、昔のパソコンと同じ、完全に電源が落ちた状態(上の例えでいうと気絶してる状態)になるんですね。

 

まとめ

今回はシャットダウン状態でもキーボードから電源オンできるパソコンでなぜか更新してシャットダウン後は、それができない時の理由を紹介しました。

まとめると通常のシャットダウンと更新してシャットダウンの後では高速スタートアップの有無が変わってくるから!という感じ。

ちょっとしたモヤモヤが解決したなら幸いです。それでは。